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10月のもとで

モスクワから

レーニン、トロツキー、スターリン

ふと思い出した。

 

表題の3人の伝記(どれも上下2巻)を、ロシア行きが決まる1~2年前に立て続けに読んでたんや。ロシア行きが決まったあとに、それを全然思い出さなかった。てか、ロシア行きなんか全然希望してなかった。つーか、ロシアで働くなんぞ、考えたこともなかった。

 

「おまえ、モスクワ行くか」の問いに対し、「行きます」と即答したわたしの下地に、こんなのがあったんや、といま気づいた。遅すぎ。

 

スターリン評伝の『赤い皇帝と廷臣たち』は圧倒的におもしろい。官僚機構、上司部下の関係がこれほど躍動的で生々しく描かれているのはなかなかない。一方、山形浩生訳の『トロツキー』はそうでもなかったような。同じ山形の毛沢東評伝の方がよっぽどいい。

トロツキー、スターリンは2010年代以降に日本語訳だが、レーニンのそれは02年。やはり古い。ちなみに著者は『トロツキー』と同じ人。