読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

10月のもとで

モスクワから

為替と中進国日本

ロンドンで1万5000円くらいのつもりが1ケタ誤って15万円分くらいポンドをおろしてしまい、余ったのをモスクワでルーブルに替えなきゃならない。愚かなのは相変わらず。

 

驚いたのはロンドンの空港の両替所のレート。

ルーブル→ポンドは、1ポンド=137ルーブル

その逆に、ポンド→ルーブルは、1ポンド=90ルーブル

あまりに落差ありすぎる。要は、ルーブルの変動があまりに激しく、両替屋がルーブルを持つことのリスクでこんな落差になっている、ということ。

 

というわけで為替とわたしの財布の方程式。

★原油安→原油輸出国のロシア経済苦境→ルーブル安 +

★原油安→燃油サーチャージ引き下げ→飛行機代安 +

★原油安→世界株安→比較的安全な円への投機→円高 +

★円高→日本株安→投資信託値下がり -

★原油安→世界株安→日本株安→投資信託値下がり -

★原油値上がり→世界株高→日本株高→円安 -

 

原油価格が下がると、なんで株価全般が下落するのか皆目理解できないが、専門家によるとそうらしい。石油関連企業は業績悪くなるだろうけど、恩恵こうむる企業もいっぱいあるだろうに。

もっともらしいことをいうと、

★原油安→産油国が苦しくなる→オイルマネーの株式投資からの引き上げ→株安

なそうだけど、だれも実証できない。ほんまかいな。

 

ロンドンで実感したのは、日本の物価の安さ。交通を除けば、全部安い。ロンドンは東京の2倍ほどの感覚。あんた、ロンドンだとユニクロの薄いセーターが6000円でっせ。理由としてはふたつしかない。

①日本が過去25年で中進国に転落した

②円が、実際の購買力を考慮せずに不当に安い

たぶん両方だけど、①の方が構造的で本質なんだろう。

日本は、長期のゼロ成長=長期のデフレ=賃金上がらず=購買力上がらず

一方、ほかの先進国は、ゆるやかな成長=ゆるやかなインフレ=賃金上昇

それが25年も続けば、ほかの先進国と比較すると、そりゃ、中進国に転落するわいな。