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10月のもとで

モスクワから

スーパー

スーパーは好きなので、こういうことも。

 

ハム、サラミ、ソーセージ類はとても豊富で、しかも安い。

兎や鴨、羊のこうした加工品も簡単に入手できる。

酒飲みにとっては、あるいは簡単に出汁がとれる点で、優れている。

 

野菜も、たいていは安い。

けれども、大根とか青菜は高い。

小松菜やチンゲン菜、ほうれん草がないのはつらい。

ほうれん草は冷凍のみで、スープにしか使えない。

 

貧弱なのは、魚。

この秋、缶詰以外の秋刀魚は食べられなかった。

ひどくひどく貧しいのは、貝類。

アサリやハマグリはまったくなく、ムール貝ですら冷凍。

たまに高級スーパーで生牡蠣(1個500円超)が売っている程度。

なぜここらの連中は、貝類で出汁をとれることを知らないのだ。

イタリア人やスペイン人が教えてやれ、と思う。

したがって、イタリア料理屋にいってもボンゴレはない。

ただ、サーモンだけは日本よりうまい。けっこうな値段はするが。

 

ビールも非常に安い。500ミリ缶・瓶で120円ほど。

ただ、チェコやドイツからの輸入品は3倍以上に跳ね上がる。

この不公平感が、買う気をなくさせる。360円と120円を比べてしまうと。

それでも高くはないのだが。

ダメなのはワインで、ロシアワインは甲州ワインよりまずい。

グルジアワインはうまいが、安くはない(7年ほど前に両国は戦争して、最近輸入再開)。

イタリア、スペイン、フランス、チリ、アメリカ、豪州などなどは、

ルーブル安なので日本より高い。

 

あしたは試験なので、前祝いに、360円のビールを飲んでいる。ウオッカまでいかないように祈る。